海の生活から生まれた民謡「網のし唄」

網は漁師の生命

櫓こぎ漁船の時代、平磯と那珂湊は天下に知られた漁港でした。
マグロ漁を終えた漁師たちは、次の漁に備えて砂浜に新しい網を広げ、20~30人が両方から引き合って網の目を締めました。
かなり力のかかる作業ですが、-網は漁師の生命- 作る思いは同じ、掛け声をかけながら歌ったのが「網のし唄」です。
この唄は機械船の時代が進むにつれ、衰退しました。
戦後、魅力のある民謡として復活しました。

心のふるさと民謡

その頃、漁師、その家族、その地域の人々が漁師の共同体となって懸命に生きる生活でした。白亜紀海岸育ちの気立てのよさと激しさ、思いをかけた網のし作業、櫓こぎ漁船で命がけの漁作業、大漁の歓喜など、「網のし唄」は、その風土、民情、生きる力、感謝、祈りが織り込まれた唄になっています。
「網のし唄」は、お座敷唄でなく、海の生活から生まれた美しく力強い生活民謡です。
心のふるさと民謡です。

網のし唄踊り提供 谷井法童氏(磯節道場)

網のし唄踊り
提供 谷井法童氏(磯節道場)

ふるさと自慢の推薦者

ひたちなか市ネットワーカー連絡協議会
会長 桐原悦子