地固め唄

保存会と文間小学校生徒で守る「地固め唄」

 利根町には,県指定無形民俗文化財「地固め唄」があります。
「地固め唄」は,江戸時代に行われた築堤・改修工事などで作業者を励ますために唄われていた作業歌です。地固め唄には,堤防の法面を固める「土羽(どは)打ち唄」,土をつき固める「たこつき唄」,沈床工事などで杭を打つ「杭打ち唄」がありますが,これらはいずれも作業者の動きをそろえる目的で唄われたものです。

 平成元年,有志による「利根地固め唄保存会」を結成,平成14年12月に無形民俗文化財に指定され,「地固め唄」の音頭,ヤ(ごえ),所作を習得し,その作業を再現して伝承をはかっています。
 県の行事や近隣地区の行事に招かれ発表する際の主役は,利根町立(もん)()小学校4年生(一部5年生含む)達です。小学校で開催される「文間っ子まつり」に向け練習が始まり,当初こそ声もなかなか出ませんでしたが,家でも練習に励むなどしながら時間を経るごとに成長し,表現力を身につけるうえでも格好の教材で,郷土愛育成にも寄与しています。「地固め唄」の歴史と保存に取り組んでいる文間小学校の生徒達と学校に拍手,利根町の自慢の一つです。

紹介者からひとこと

 利根町も少子高齢化が進むなか,この伝統芸を継承していくためには,単学年で発表するのが人数的に難しくなっている文間小学校の対策や保存会メンバーの若返りが急務であると思います(募集中)。
 子供たちが作業着衣装を着ての所作など,何ともかわいいです。子供達の目の輝きに出会うたび,利根川に関わる学校の子供達,歴史と先人の知恵を途切れず継承していってほしいと思います 。

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ふるさと自慢の推薦者

利根町ネットワーカー協議会
会長 西村 重之