平成24年2月22日に,第10回茨城県新しい公共支援事業運営委員会(視察会)を開催しました。概要については下記のとおりです。

第10回茨城県新しい公共支援事業運営委員会(視察会)結果(概要)

開催年月日

平成24年2月22日(水)

目的

活動基盤整備事業及び提案型モデル事業の現場視察を行うことにより,各事業の内容や進捗について理解を深める。

参加委員

高橋副委員長,赤津委員,佐藤委員,冨山委員(4名)

視察結果

3事業

①提案型モデル事業

  取手井野団地・多世代交流見守り拠点「いこいーの/Tappino」創出プロジェクト事業を
  見学し,担当者から活動内容を伺いました。

  視察先[いこいーの/Tappino」

   ・ 運営には,ボランティア(2~3人)が来てくれている。事務局は,土日は2~3人,
     平日は1人。

   ・   自治会は協力的 [委員からの提案]
                               自治会の会員増につなげ,会員増に伴う
                       会費を少し頂いたらどうか。

   ・ 利用者は高齢者が多いが,イベントによって,家族連れなども来訪する。
     40~50代はあまり参加しない。

   ・ 井野団地の1街区(2DK=一人世帯)の人の参加が多い。

   ・ 井野団地以外の人も来る。(団地内 6割)

   ・ 2ヶ月にごとに運営委員会を開催。

   ・ 1日の来場者 17人/日

   ・ 来場者からは,このような場所は続けてほしいとの意見が多い。

   ・ とくいの銀行を実施

 

②活動基盤整備事業

  フードバンク茨城の活動拠点となっている倉庫において活動内容を伺うとともに,
  市民から頂いた食材を筑波愛児園に届ける際に同行させていただきました。

  視察先[フードバンク茨城,筑波愛児園]

   ・ フードバンクと言われるものは,全国に20程度あるが,茨城の特徴としては,
     農産物を扱うということである。

   ・ 農家は,直ぐに畑に取りに来て欲しいとの要望があるが,人手の関係で
     取りに行けないのが実情である。

   ・ また,野菜は畑から収穫してきても,直ぐに傷んでしまうという問題がある。

   ・ 専従の従業員はいないことが課題である。

   ・ 事務所を設置したが,倉庫と離れているので不便。

   ・ この倉庫も,12月までしか借りられないため,その後は探さないといけない。

   ・ とにかく,人手が足りない。進んでボランティアに参加してくれる人ならよいが,
     野菜収穫など,こちらから頼んで手伝ってきてくれた人は,徐々に離れていってしまう。

   ・ 寄附された食材は,パニックになるため,個人には配付しない。社会福祉協議会などを
     通じて紹介された団体に提供している。

   ・ 個人への支援は,個人情報の壁があり,どこに困っている人がいるか分からない。

 

③提案型モデル事業

  つながる山麓プロジェクト-時間、空間、人をつなぐ地域モデルの創出-事業を視察し,
  活動内容を伺いました。

  視察先[“矢中の杜”の邸宅]

   ・ 震災の影響が大きく,既存の建物を変更することになること,資金面から困難であること
     から,完全に元通りにすることは困難である。

   ・ 現在,設計事務所に被災の状況を調べてもらっているところであるが,
     最低限必要な修繕には,概ね500万円程度かかる予定。

   ・ 修繕のための国・県・市の助成制度はない。

   ・ 管理運営をNPOが行っているが,1人が全てを管理するのではなく,100人が
     100分の1ずつ管理業務を行うようなことが望ましいと考えている。

   ・ 隣接する小学校の総合学習の授業で,矢中邸など地元の歴史を
     学習に取り入れてもらっている。

   ・ 将来的には,矢中邸や筑波山麓など,広い面での観光や地域振興につなげたいと
     考えている。